裏メリヤス編みゲージ
ブロッキング前 20目×26段
ブロッキング後(エマールを使い洗う)20目×31・25段
横は変わらないが、段数がかなり変わるので、ゲージをきちんととらないと、編んでいる途中で丈が長くなり不安になる。
2017-09-11
本国でディスカウントになっていたので500gのコーン巻きを2個購入.2本取りで編む.指定糸は軽いが高価,接ぐ作業には不向き.この糸は2本取りにすると丁度良い太さと,軽い物が出来る.ケーブル編みは面倒くさいけど,針が太いので天国.袖丈は着る人にあわせて短くする.
2017-09-16
片袖終了。2.5cm短くした。95g.
ケーブル編み模様はダイナミックだが、難しくは無い。減らし目の仕方が独特。編み終わりの伏せ目も日本式ではないですが、ベロベロにはならない。三つ編みケーブルが左右対称では無いのは、混乱がない分編みやすいけど、日本的細かさでは、なんかな~という感じです。
2017-10-05
とりあえず、編むという行為は終わった。
肩の下がりがアラン特有のだらっとした肩下がりにはしたくなかったので指定の長さから計算して肩の目数を出して必要な部分に2目一度をした.結果、指定されたより目数は減った。後ろも伏せ留めだが,両前身頃は伏せずに裏で伏せる方法にする.収縮率等考えて、同一の糸で接ぐのでボタンバンドは接いででしまってから、エマールで紡績油を取るためよく洗う。
2017-10-05
残りを接いで,エマール強めでサイズ調整のため少し高温でもみ洗い.すすぎは7回くらい行っなった.洗った石けん水は泥のような色.透明になり泡立ちが無くなったら,ラノリン入りの液体に浸す.
はかりながら慎重にブロッキング.狙ったサイズになった.
指定糸は接ぎ合わせには向かないので,ブロッキング後、別糸で接ぐが,同じ糸で接ぎ合わせる場合,収縮率,伸び率は同一なのでさきにバンド部分を接ぎ合わせても問題は無い.
ブロッキングもし易い.この糸は機械油が残っているので,接ぎ合わせの糸も同じく洗っておいた.
乾いたら、色がワントーン明るくなった。
後は乾いたら接ぎ合わせて完成.もうひとがんばり.
2017-10-05
暑い中着画に協力してもらった.一番小さいサイズだが本人が痩せているので,身体が少し遊んでいる感じ。しかし、オーバーサイズ気味に着るものみたいなので良しとする。
病気で倒れてから,ずっと気になっていた宿題.4年目で肩の荷が下りた.
ボタンを含めて630g.軽く仕上がった.軽さに本人も着やすいと喜ぶ。これが、主人にとっての最後のカーディガン。
ボタンつけのための細い縫い針は左親指の感覚が無いため中々困難。縫い物が得意だった頃が懐かしい。そして悔やむ。
2017-10-06
一晩寝て、袖付けが気に入らずやり直し。半返し縫いでは、途中で糸が切れる恐れがあり、がぎ針で仕上げる。写真も取り直しした。裏は透明の力ボタンをつける。ボタンホールもそのままでなく、ボタンホールステッチをしておいた。
肩のオーバーな下がりもなく肩幅に出来た。
アイロンでへちま襟を綺麗なカーブが出るように仕上げ、袖付け部分も裏から割る。後で糸始末した所もスチームを当てておく。
思ったより時間がかかったのは、子供が夏休みで一緒に出掛けたり、体調が悪い時は休んだり。根をつめて倒れたら本末転倒なので、結構慎重に身体と相談しながら編んだ。
2017-10-06
完成品を師匠に見ていただく.ボタンが安っぽい,作品のクオリティを上げるのはボタンも含まれると駄目出し.以前,購入してあったアンティークのロピー用ボタンに付け替えるようにと.
家に帰って試してみる.師匠の言うとおりピッタリ.ロピー用ボタンは男女兼用だそうです.ありがとうございました,師匠.
正面着画は帰って着てからあげます。
2017-10-22
着て歩くと、どこで買ったのかと声をかけられるそうな。本人的にも嬉しいらしい。開きが深いので暑がりの主人もちょうど良いらしい。軽いのが本当に助かるそうな。